今日は428。
内観。
自分の内側を見つめなおす日だった。

私が「食」を仕事にしたいと思ったきっかけを思い返してみる。
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7年前、フリーランスとなって上京したはいいものの、
3か月くらいはこれといった仕事もなく、
でも近しい仲間で何かやりたいね、と色々と話していた。
そうするうちに舞い込んだコーディネーターの仕事を手がけてから、
毎月、そのお客さんのところに行くようになった。
そのご夫婦には、幼稚園の姉妹がいて。
当時2歳半くらいだった下の子は、
ほんと、赤ちゃんみたいに体がちっちゃくて。
極度の人見知りで、何にもしゃべってくれなくて。
ほとんど何も食べない。
食べたとしても、たとえ話ではなく、
本当に小鳥がついばんだ程度しか食べなくて。
父の影響か、飲み会や食事会などで、食が進んでいない人がいると
気になってしょうがなかった性分の私。
でも、子供、しかも心を開いてくれていない子供に対して
一体どうしていいのかわからない。
毎回夜ごはんのたびに、心配なような不安なような、
悲しいような苦しいような、そんな落ち着かない気分だった。ずっと。
でも一年ほど経って私にもなついてくれた頃、
上のお姉ちゃんが小学校にあがってからかな。
夜ふかしをやめて、生活リズムがすこしずつ整ってきたら
ほんとうに、少しずつだけど、
食べる量も増えてきたり、みずからお腹へったと言ってきたり、
それにつれ、自然に人見知りもしなくなってきて、
大きな声もだすようになってきて、笑顔をみせる回数も増えてきた。
そういう過程を見ていて、とってもうれしくて。
もちろん要因は、食だけではないのだけれど、
食がまったく無関係なわけはない。
よその子の成長を見ていて、
子供の成長に、食べる物も、その事も、その時も、
ぜんぶ密接に素直につながってしてるんだなー、と実感した。
うれしいのと、驚きと、同時に感動してした。
でも、相変わらず体格は平均以下だったけど。
逆に、上の子は食べすぎの感があった。
食に対して少々貪欲な面が。
幼稚園児なのにファミレスで大人メニュー。
ハンバーグ&チキンソテーのセット(ライス普通盛り)を平らげるほど。
自営業のため、祖父母が面倒をみることが多かったので、
幼いころから祖父母の外出や旅行に同行して、外食が多かったせいだろう。
同い年の子らの中では、体格も大きかった。
このままの食生活だと、肥満児になるんじゃないかと心配になった。
同じ家庭内の、たった2歳違う子供、
ちょっとした要因がこんな差を生んでるのが不思議だった。
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大きくなれば、ある程度自分でコントロールが可能になる。
でも、自分で選びとれない小さいうちは、
周囲から与えられるものを無条件に受け入れるしかない。
そして、それが10代の成長期の嗜好につながって、
よほどの事がない限りそのまま大人になっていく。
そして、その大人が子供を育てていく・・・・。
そう考えていくと、
それって、ほんとうに大変な重大なことだよね!
そう気付いてから、ぼんやりと、
これからの私に何かできる事があるんじゃないか、
という思いがじわじわと込み上げ、
そして、いつか、という夢になった。
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ちょうど「食育」という言葉が一般にも言われ始めていた時期だった。
当時しばらくは、子供が食に興味を持つように、
親子でできる料理教室なんかいいなーなんて考えていた。
ワークショップみたいな。
でも、それは、
ステキでひとつの手段なんだけど、
それができるのって一部の人だけだったり、一時期だけだったり。
技術や信頼や安全性やノウハウやマンパワー、
色んなものがたくさん必要なわりに、
イベントとか習い事のひとつになってしまい、
浸透しない、いつまでも続かない気がしていて。
私にできること、ずっと何だろうなーと考えていて。
子供じゃない。
与える側の私たち大人の、
意識や行動が変わらないとだめなんだな、と思った。
生活は、食事は、毎日のもの。
日常。暮らし。暮らすこと。
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「全部無農薬で、これをこうして食べなさい」
「これは食べちゃ駄目」なーんて言われても、
そうなんだろうなとは思えても急には変えられないもの。
ただの押しつけだし情報だけだと、続かないよたぶん。
何より私自身が、そーゆーのって無理。
きっとそんな人が大多数なんだろう、と私は思う。
ふだんの暮らしの「となり」にあるもの。
忙しい毎日にも「簡単に」とりいれられるもの。
外食みたいにたまに、じゃなくていい。中食。
一人でも、数人でも利用できるもの。
間にあわせた感じゃなく、何かしら「満足感」や「充足感」があるもの。
そして、何よりおいしいこと。飽きないこと。
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そんな色々なことを思いめぐらせて、
これだなーと行きついたのは、お惣菜。
仕事で疲れて遅く帰ってきても。
ちょっとおかずが足りないなってときも。
一人だけどちゃんとご飯食べたいなってときも。
晩酌のおつまみ程度に一二品だけってときも。
行楽に盛り合わせて持っていきたい、てときも。
出張から帰ってきて何にもないやー、ってときも。
コンビニ弁当ほど味気なくなくて。
スーパー惣菜みたく似たようなものばかりじゃなくて。
インスタント食品食べるより、体が喜ぶ感じがして。
何気なく好きなものを選んだだけなのに、なんだかバランスがとれていて。
店だと一人じゃチョットねぇ…って日は、お持ち帰りできて。
おうちで食べる気分じゃないって日は、お店で食べる事もできて。
今日は飲みたい気分だからって日には、一品だけ頼めて。
食べてみて美味しかったらテイクアウトもできて。
天気のいい日には、何品か選んでお弁当にもできて。
自分の暮らしの近くに欲しかった店を考えたら
こういう感じだった。